2008年08月29日
おばさんと金髪女性にはさまれる(1)
飯田橋の小石川後楽園で16:30。
この暑いさなか、なにを考えているのか、
N氏はぶらりと出かけたわけだが、驚いたことに
この都会のまんなかの庭園内でタヌキに遭遇した。
すぐに藪のなかに逃げられてしまったが、
タヌキはペットっぽくていいなあ、
今日は景色よりタヌキだな、などと思いながら出口へ向かった。
出口近くの土産物屋の前を通りかかったときだ。
50代後半の日本人女性(お店の従業員)と
金髪の白人女性(20代前半か)が困惑した表情で
あとから来る人間を待っていた。
やばい! またいつものパターンだ!
「……英語しゃべれますか?」
おばさんの声がN氏にかかる。
一瞬、うろたえるN氏。
たが、できもしないくせに、こういうとき、
バカにするなよ、会話くらい適当にやりゃ通じるさ、
とムキになるのがN氏の悪いところだ。
「ベリーリトルですけど」
よせばいいのに、またこんな調子で近寄っていった。
いったい2人はなんの話が通じないのか。
白人の女性は、1人でここへやってきたらしい。
彼女は土産物屋の軒先につるされている、
土産の「印籠」に手をかけていた。
「コレハ何デスカ?」
白人のくせに、ちょっと関西訛っぽい。
しかし、「印籠」とはヤバイ!
説明するにはちょっとハードルが高すぎる……
~ To be continued
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