2008年03月08日
眼科のとまどい(6)
奥へ向かうと、白衣の女性がすわっていた。
30代半ばくらいだろうか。キレイな女医さんだ。
「じゃ、そちらにおかけください」
それから、潜望鏡みたいなのをのぞくようにいわれる。
彼女も反対側からのぞきながら語りかける。
「右向いてください」「今度は左向いてください」
昼間から女性とむかいあって
こんなことをしていると、ちょっとうれしい。
ちょっとした潜水艦ごっこだな、フフフ。
N氏の妄想も虚しく、涼しい声がむこうから響く。
「眼には異常なさそうですね」
「えっ、そうなんですか?」
「これはよくあるんですよ。だいたい、みなさん
この状態で心配されてこられるんですよ。
膜が年齢とともに伸びてきちゃうんですね」
「伸びる?」
「一般的には50代くらいからなる方が多いですね」
「50代?!」
まだ尻の色が青から黄色に変わったくらいの
ピチピチの45なのに、早すぎる!
「まあ、老化現象のひとつですね」
「老化?!」
N氏の頭を、お寺の鐘の音のように言葉が駆けめぐった。
ろうか~ろうか~ろうか~ろうか~ろうか~ろうか~。
イヤだ、イヤだ、イヤだ、イヤだ!
老化なんて絶対にイヤだ!
~ To be continued
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コメント
ナポリさんも
老化を「私は認めたくない男」ですね(笑)
投稿者 曽田 : 2008年03月11日 12:14
曽田さんへ
コメントありがとうございます。
曽田さんのおっしゃる通りです。
シャンプーも「それなりのもの」を買わなければと
思い始めているところです。
投稿者 ナポリタカオ : 2008年03月11日 15:16