2008年03月06日
眼科のとまどい(4)
ああ、みっともない! 「かくまく」が書けないなんて!
ああ、思い出せない! 今のうちにせめて職業欄を消そう!
ああ、でも小さくて消せない! ボールペンだし! ああ……
受付の女の子が「早く書いてください」って雰囲気で、チラチラ見てる!
「文筆業」なのに、「角膜」も書けないの?!
まったく、カッコつけるからこういうことになるんだよ!
あ~もうしょうがない、角に「網」と「綱」を合わせたみたいな字で、
ごまかしちゃえ~! とゴチャゴチャ記入。
「お願いします」
何食わぬ顔で出したが、受付女性は一瞬、笑ったように見えた。
N氏は開き直った。そりゃそうだ、笑われたってしょうがない。
いいや、恥なんて人生でいっぱいかいてきたじゃないか。
「では、そちらでしばらくお待ちください」
そういわれて、待合室のソファーにすわる。
そして、ふとマガジンラックの雑誌を見れば、
『角膜について』の見出し。ああ、この『角膜』だった!
もうちょっと前にこれを手にとっていれば……
そうだよ、大和田獏みたいな感じ、とも一瞬思ったんだ。
こっちのほうが難しいけど。
(ちなみにウインドウズビスタのワードでは
おおわだばく、で一括変換できた)
そんなことを思う間もなく、N氏は呼ばれた。
「Nさま!」
「はい!」
「それでは先に視力検査と眼圧検査(だった気がする)を
おこないますので、こちらへいらしてください」
「はい」
望遠鏡みたいな機械の前に座る。
「画面の気球をみてくださいね~」
アメリカの砂漠地帯か。
一直線に延びる道路の先に、オレンジ色のUFOのようなものが見える。
見ているうちにそれはピントが合って、気球になった。
「ちょっと目に風が当たります」
「えっ?」
なにそれ? どうなるの?!
~ To be continued
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コメント
私も眼科で眼に風をあてられました。
びっくりしますよねー
ゴミも一緒に飛んできそうだし。
うろ覚えの漢字は目立つ♪
投稿者 yue : 2008年03月07日 15:11
ユエさんへ
コメントありがとうございます。
あの風はネコがクシャミするような音がするでしょ?
あれは目のどういう機能の検査をしてるんでしょうか。
検査したあとに洗ってくれるようなサービスがあるといいですね~
投稿者 ナポリタカオ : 2008年03月08日 10:37
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