2007年12月12日
環8沿いのマック(1)
土曜日のマック、19:00。30前後のオタク2人が
コンセントのあるカウンター席にすわって、ゲームをしている。
ひとりは元大リーガーの伊良部選手の体格、風貌だが、
まったくのインドア派という感じ(A)。
ひとりはアルフィーのボーカルを若くした感じ(B)だ。
B「ケケ、チョー受ける」
A「ちょっと笑いごとじゃないよ。死にかけたからね」
B「あ、食いすぎた」
A「やめてくださいよ~死んだらどうするんですかあ。
あっ! ひとりで戦わなくていいですよ! 早く!
ちょっとなにやってんの?」
となりで仕事をしているサラリーマン、イライラ。
咳払いをしながら、キーを打つ音が、いらだたしげだ。
ゲームをやるふたりは「あ!」と突然、
声をあげるので集中できないのだろう。
B「チッ!」
A「どうしたの、舌打ちなんかして」
B「え? してないよ。この音?」
バッグをカチカチして開閉。
A「ああ、それそれ。また怒ってるのかと思った」
B「なんで?」
A「ほら、この前、爆弾しかけて巻き添え食って、
当たっちゃったでしょ?」
ここだけ聞いたら逮捕されそうな会話である。
どうやらひとりが相手に助けてもらって、
自分のキャラクターのレベルをあげたようだ。
A「はい、××レベルが6になりました」
助けたほうが恩着せがましく言う。
B「ありがとうございました」
殊勝に礼を言う男。満足気だ。
それからも「だからあれはさあ」とゲームのテクニックを
議論しあうふたり。土曜の夜のオタクはさみしい。
横で仕事をするサラリーマンもさみしい。やがて
サラリーマンは怒って帰ってしまい、ふたりも
「そろそろ行かないと」と帰っていった。
すると、空いたばかりの席にひとりの女性がすわった。
~ To be continued
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投稿者 Napori Takao : 07:00