2007年10月29日

今しかできない

 この日の夕方、ある出版社から連絡が入った。
「上司と相談しまして、契約させていただくことになりました。
 いつから仕事をお願いするかは未定ですが、近々だと思います。
 とりあえず、当社フォーマットによるプロフィールや銀行の振込先を
 書いた登録書類をお送りしておきましたので、
 こちらに返送していただけますか?」

新しい仕事が始まりそうだ。とにかくその前に昨夜の仕事を
ふりかえって、原稿に残しておこう。いつか、なにかの形で発表する
かもしれない。激しい肉体労働のあとで、頭がぼうっとしていたが、
夕方から夜中にかけて、体験をまとめた。
一気にまとめ終わると、ぐったりした。

翌日、出版社から書類が届き、それとほぼ同時に
緊急の仕事の依頼が入り、その日のうちに打ち合わせに出かけた。
沖縄に出かけてクライアントに会い、一冊の本にまとめるものだ。
初稿は原稿用紙で100枚前後、それをクライアントに見てもらい、
要望に沿うように加筆修正を加え、
一段落したら残りの100枚を書き進めるのである。

私はこれを機に、広告(コピーライター)と出版(ゴーストライター)の
2つの分野で仕事をすることになったのだが、このときは、
取材日まであと1週間の猶予があった。先日の体験をまとめながら、
まだ足りないという気がしていた。仕事が本格的に始まってしまえば、
もう日雇いは経験できない。今のうちに、もう少しやっておきたかった。
今しか体験できないこともある。

 夕方になって、ホイホイサービスに電話をかけてみた。
 電話に出たのはクール大杉だった。
「羽田空港の仕事は入れますか?」
 田中に聞いた現場を口にしてみた。
「あーダメです。もう朝の時点で空港はうまってますよ」
 やはり、どの世界にもその道のプロはいるものだ。
 日雇い仕事において、てっとり早く、比較的ラクな仕事に
 ありつくのは激戦だろうが、長くなっていれば、
 そんな情報戦にも長けるのだろう。

       日雇い1日目終了後10:00-2日目16:10 ~ To be continued
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投稿者 Napori Takao : 07:00 | コメント (2)

コメント

私もそうですが、御人も渡世を生きておられやすな。
生きていればきっとどっかでいいことがありやすよ。

投稿者 fuk : 2007年10月29日 13:56

fukさんへ

コメントありがとうございます。
まあ7年前にほんの数回やったっだけなので、
それほどのことでもなく、恥ずかしい限りです。
今はまったくちがう生活してますから、ご安心を。
でも、やっといてよかったと思いますよ。

投稿者 ナポリタカオ : 2007年10月30日 09:33