2007年01月11日

カネを語るおばちゃんたち(1)

世田谷区内のドトール、19:00。
おばちゃん二人組は店内に入ってくると、
新聞を読む男(N氏)の横にテーブルがふたつ空いているのを見つけた。

地味な色の大きな布製バック(定番!)やコートを椅子にドスン! と置き、
「あー、あたし、カフェラテ!」と、大声でやりとりをはじめる。

あとからだれかが来るようで、席を確保したのだ。

ひとりは(パーマ)50代中頃、もうひとり(青セーター)は60代中頃。
青セーター「アタシ、Mにすればよかったわ~ちょっとこれ多いわよね~」
パーマ「でも飲みたかったんでしょ」
青セーター「フフフ、つい、こういうとき欲かいちゃうのよね~」

やがて、もうひとり、50代中頃のおばちゃんがやってきた。
後述するが、株に関係が深いので、以後「株江(かぶえ)」と記載する。

株江はパーマと友達だが、青セーターとは初対面のようだ。
株江「ゴメンゴメン、よかったかしら、お友達といっしょなのに」
青セーター「いえいえ、いいんですよ」
 言いながらも、名残惜しそうに青セーターはとなりの席に移る。

パーマと株江は「ねえ、あれさ~」と、友達同士の会話をはじめた。
青セーターは最初、ふたりから45度ほど視線をずらし、
天井を見つめていたが、話が気になってしかたないようだ。
おしゃべりな人間には、酷な状況なのだろう。
しかし、むこうも邪魔をされるのがイヤそうだ。
まったく青セーターに気づかいもせず、会話を楽しんでいる。

青セーターはとうとうガマンできなくなり、
途中から「そうよね」「私もそうよ~」などと口を出しはじめた。
やがて、金の話がチラッと出たとたん、彼女の目つきは変わった。

                               To be continued
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投稿者 Napori Takao : 11:54