2006年12月20日

UFO探知機(2)

この話は前作(1)から続いています。
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すると、山手線をはさんで明治神宮側に
3つの光源が光っているではないか!
「いた!」
一同が叫んだときだった。
光源の2つが、「まるでこちらに挨拶でもするように」
とつぜん位置を入れ替えた。
「あっ、動いた!」
口をぽかんと開けて、光を見つめる中年男たち。

次は、3つの光が移動して同一線上に並んだ。
「また動いた!」「動いた!」
人間とはつくづく無知な生き物である。
子どものころからこれだけ日本語をしゃべっているのに、
口にできた感動の言葉と言えば、「いた」と「動いた」だけだ。

今度は、それらの光が同一線上を行き来しはじめた。
「すごい!」
UFOだよ、絶対UFOだ!」
 矢追さんも、いつになく興奮している。
「け、け、け、け、携帯!」
「あ! け、け、け、携帯!」

 だれかが携帯で写真をとるのを思いつくと、全員が従った。

どこか規則的に移動する光を写真に撮影するうち、
N氏はイヤな予感に背中を押された。
そして口にしてしまった。
「でも、もしかしたら、あれはサーチライトじゃ……」

気まずい沈黙が流れたが、矢追さんがすかさず打ち破る。
「でもさ、あんなに早く動かせるかな?!
 もしサーチライトであんなふうにできるなら、よほどウマイやつじゃないの?
「そ、そうですよね……」
 なにがどううまいのか、わからないが、とりあえず納得してしまうN氏。
 ほかの男が言った。
「いや、サーチライトだとすると、この光はおかしい!」
 ユータンこと、UFO探知機はまだ光を放ち、回転を続けていた。

                           To be continued
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引っ張ってごめんなさ~い、明日で完結します。


投稿者 Napori Takao : 11:23 | コメント (0)

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