2006年12月27日

ダリ回顧展&大エルミタージュ美術館展(3)

この話は前作(2)から続いています。
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しかし、これまであげた例は可愛いほうである。
なんといっても困るのは、気色の悪いカップルだ。
だいたい女のほうは絵に集中しているのに、
男はうしろからゴキブリホイホイにくっついたゴキブリのように
女に粘着して、体を押しつけたりしている。

彼らは絵の前に陣取ったまま動かず、通行を妨げる。
これが2組、3組と重なると、場違いで
いやな空気を発した吹きだまりができるのだ。

極めつけは、40代後半のオヤジと、
妻なのか、愛人なのかわからない女(40代半ば)のカップルである。

オヤジといっても、白髪交じりで清潔にスーツを着こなし、
「すいません、ちょっとお金持ってます」風なのだ。

いやらしい高級マンションの広告に載っている
オシャレな中年モデルが、そのまま飛び出してきたようだ。
お坊ちゃんなのか、エリートなのか知らないが、
育ちのよさそうなこと、この上ない。
N氏がもっともライバル心を燃やすタイプである。
むこうはなにも燃やしていないのに。

彼の文化水準は驚嘆すべきものがあった。
絵を見ず、女の肩に両手を乗せたまま、女の後頭部ばかり見ている。
ほかの客などおかまいなしに、ふたりは二段に重なった
正月の餅のように、くっついたまま立ち止まり、動かないのだ。

女はときどきふりかえり、笑顔で会話する。
男はにやけて答え、女が絵に向きなおっても、
そのまま緩みきった恍惚の表情で女の後頭部を見つめていた。

ダリより後頭部が好きならヘアデザイナーになりたまえ。
そう思いながら、N氏はブログのために、
絵よりまわりの観察記録を記憶しようと必死なのだった。

                            The End
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投稿者 Napori Takao : 11:47 | コメント (5)

コメント

引越し後のテスト投稿

ブログはナポリ~お菓子はナボナ~

投稿者 ナポリタカオ : 2006年12月28日 11:03

私も。。小さな隅っこに描かれてる主張が
眼についてしまうクチですw
あーだこーだ云いながら眺めるのは
女性ならではでしょうか??(^m^

12月27日 11時35分

投稿者 yue : 2006年12月28日 11:09

yueさんへ

コメントありがとうございます。
エラーをお知らせていただいて、ありがとうございました。
あとからになりましたが、
いただいたコメントを ↑ 貼りつけておきました。
おそくなってしまってごめんなさい!

投稿者 ナポリタカオ : 2006年12月28日 11:13

ありがとうございました。
ホームラン王!ナボナさん
あーちがったナポリさん(='m') ウププ

投稿者 yue : 2006年12月29日 12:55

yueさんへ

さすがyueさん、なにげなく書いた
そういうとこ、拾ってくれるなんて~
年末に入ってyueさんのHPどうなってるのかな~
ちょっとのぞいてみます。

投稿者 ナポリタカオ : 2006年12月30日 13:50