2006年10月06日

見えないものが見える

医師だった父も、見えない世界に敏感だった。こんな話を聞かされた。

少年時代のある晩、勉強していると、となりの家の窓から、
人魂がそとへでていくのを見たという。
「なんだろう……なにかあったのかな……」と感じて眠りにつくと、
翌日、となりの家から知らせがとどいた。
「昨夜、うちの××が亡くなりまして……」

戦時中に防空壕だった場所が、その後しばらく、病院の遺体安置所として
使われていたらしいが、そこに行くのがとてもイヤだったようだ。
「空気が重い」「頭が痛くなる」「音が聞こえる」となるらしい。
遺体を解剖していていると、いきなり顔が動き、驚きのあまり、
貧血で倒れてしまったこともあるという。
「外科医はイヤだ」とよく話していた。

病院は亡くなる人もいるだけに、重いエネルギーがたまりやすい。
しかし、私はそれをすぐに「幽霊だ」「なにかがいる!」と、とらえて
怖がる風潮には違和感を感じる。これから綴るなかでも触れていくが、
悪い方向へ自分が想像していけば、現実はどんどんそうなってしまう。
怖いと思えば、それがその形になって出てくる。
私は幻覚・幻聴を身をもって体験したので、よくわかる。

父は怖いイメージをもちやすい人だった。
「見えないものが見えてしまう」能力に対して怯えていた。そんな父の
娘である私に最初の異変が訪れたのは小学生時代だった。

                             To be continued
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先日の「神の指先」に関しての説明が、MAIAさんからとどいています。
MAIAさんのブログは→こちら
ちょっとむずかしいですが、物語後半でかみくだいて説明します。


投稿者 Napori Takao : 11:39 | コメント (6)

コメント

大学4年の9月一人旅で沖永良部に行った時、カラスが沢山いたので民宿のおばさんにカラスの多い島ですねって言ったことがありました。
一人旅をして帰るとその日はおばあちゃんが死んだ日だったそうです。どこに泊まるかも言わずに出たので、帰ってからおふくろにさんざ怒られました。

投稿者 団塊世代が心と身体とお金の健康を考える!byヤスオ : 2006年10月06日 18:17

面白い連載が始まりましたね。
見えない世界と不思議ワールド。
今、ポストもも日記の記事をアップし終わったので、
こちらへ遊びにきたのですけど、
取り上げた話題が、リンクしていたようで、、、
ちょっと、こわーい、、、かも、なんて、です。

それでは、連載楽しませてもらいまーす!

投稿者 もも : 2006年10月06日 22:55

こんばんは。
>遺体を解剖していていると、いきなり顔が動き、驚きのあまり、貧血で倒れてしまったこともあるという。

そりやぁ、怖いですね~!
恐いわ・・・。。。

投稿者 ひまわり : 2006年10月06日 23:49

ヤスオさん、ももさん、ひまわりさんへ

コメントありがとうございます。
イテテテ……
昨夜、包丁でキャベツを切っていたら、
薬指をケガしてしまいました。
薬指ひとつもちゃんと使えないと、
キー打つのに厄介ですね~

投稿者 ナポリタカオ : 2006年10月07日 09:19

> 怖いと思えば、それがその形になって出てくる
ほんと日々、心の戦いですね。ハイ。
この連載、面白いなぁと楽しみにしてます。

指ケガしちゃったんですね。
お仕事に差し障りありませんか?お大事に。

投稿者 ゆるり : 2006年10月07日 22:24

ゆるりさんへ

コメントありがとうございます。
連休お休みしたので、おそくなりましてすみません。
指一本でそんなふうに心配していただけるなんて、うれしいです。
ありがとうございます。

これまでとちがって心象風景が多いので、
みなさんが飽きないように、
長くならないように、気をつけてます。

投稿者 ナポリタカオ : 2006年10月10日 11:14