2006年09月28日
丸井でアクションスターに遭遇
1990年くらいの出来事である。
N氏は新しい靴を買うために、丸井ヤング館(新宿)に出かけた。
靴売り場へ入って、店内からフロアの通路に向かって
陳列されていた靴を眺めていたときである。
靴の陳列棚の1メートルほど向こうに、
突然、シュッと黒いものが下から上へ動いた。
それは人間の足であった。
こんな場所で片足を蹴り上げた人間がいたのだ。
しかも、なぜか、カンフーシューズ!
再び、シュッ! と足があがる
たしかに早いけど、それがどうだっていうんだよ。
N氏はその男を見た。
するとそこには、何度か映画で見た、
あのアクションスターがにこやかに立っていた。
ジャッキー・チェン。
スターのオーラがあたりに漂う。
ジャッキーも丸井に来るんだ……
取り巻きが4人いた。
そのうち3人は明らかに軟弱な付き人という感じで、いかにも頼りない。
ところが、1人だけ、テレビに出てくる悪役レスラーのような男がいた。
坊主頭で口髭を生やし、皮の繋ぎのようなものに、
ジャラジャラ鎖を巻いて、腕には入墨を入れている。
見た目だけなら、ジャッキーよりはるかに強そうだ。
彼らは日本が安全だと思っているのか、
まったく警戒心がなく、まるでどこかのプライベートビーチで
遊んでいるかのようにくつろいでいた。
ああ、ジャッキーに警戒させたい。
映画のように、緊張感のある表情であたりを見回してくれ。
N氏は陽気なジャッキーより、闘っているときのジャッキーが好きなのだ。
見ていると、ジャッキーがここに来た理由がわかった。
靴を探しにきたのだが、カンフーシューズのように
足になじむ靴が見当たらなかったのだ。その結果、
「やっぱり(カンフーには)これがいちばんさ」
と、仲間に蹴りを見せたのであった。
彼らは、陽気にそのフロアを出ていった。
今でもN氏は後悔している。
このときは唯一、ジャッキーと闘えるチャンスだった。
無理を承知で言えばよかった。
「ジャッキー、オレと勝負しろ!」
ボディーガードに秒殺されたとしても、
せめて助けおこすくらいは、してくれたかもしれない。
The End
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コメント
戦いをのぞんでいたら今このブログは存在していなかったでしょうね(笑)
投稿者 団塊世代が心と身体とお金の健康を考える!byヤスオ : 2006年09月28日 20:06
こんばんは。
ヤスオさんから引き継いで・・・
ブログ存在していてよかったです。(笑)
お目もじできて♪
投稿者 ひまわり : 2006年09月29日 00:29
ヤスオさん、ひまわりさんへ
コメントありがとうございます。
でも、「強いヤツに思いっきりぶっとばされてみたい願望」って、
けっこうあるものですよ、若いときは。
今はイヤですけど。
投稿者 ナポリタカオ : 2006年09月29日 12:01
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