2006年08月11日

箱妖怪、現わる!

7月中旬夜の8時過ぎのことである。
世田谷区喜多見周辺の世田谷通りの路上において、ある妖怪が目撃された。
それは、箱から足だけ出して歩いている妖怪である!
ちょうど「唐傘お化け」の傘を箱にした感じで、
夜道の歩道を平然と歩いていた。

縦70センチ、横50センチ、深さ50センチほどの
ダンボールから2本足が出ている。
両腕は箱の中か? それとも、ないのか?
特派員は自転車で妖怪の近くへ急行すると、靴だけは履いている。
しかも妖怪のくせに、靴下まで。

目がないのに、よく歩けるものだ。
気味が悪いと思いつつ、前に回り込んでみる。
すると、箱にあけられている穴(持ち運びのときに手で持つ部分)から、
子どもの目がのぞいていた!

彼は少し前を歩く中年女性に合流した。
いったいこの2人はなんなのだ?
やがて中年女性が説教をはじめ、妖怪はブツブツと口ごたえをはじめた。
「眠いよ~」
引っ越しのお手伝いがあるって言ったでしょ!
 あんたが遅くまで遊んでるから悪いのよ!」

後ろを振り返れば、スーパー「OK」××店。
彼らは「ご自由にどうぞ」の空箱をもらい、帰るところだったのだ。

付近を通る車や通行人は箱少年にギョッとするのだが、
彼はそうやって他人を驚かせたいようだった。
しかし、箱の穴からの視界では心もとなく、足もとにつまづいては、
何度も前につんのめり、母親に怒られる。
「手で持ちなさい!」

さらに、箱が大きいため、のぞき穴がすぐ横にずれてしまうらしく、
どうやら内部で手を使い、箱の位置調整をせわしなく行っているようだ。
ともあれ、夜道で他人を驚かせたい、という彼の
古典的で独創的なアイデアと労力には、敬意を表したい。
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投稿者 Napori Takao : 11:19 | コメント (2) | トラックバック (0)

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コメント

わはは
ある意味 貴重な体験でしたね。

>「眠いよ~」
>「引っ越しのお手伝いがあるって言ったでしょ!
>あんたが遅くまで遊んでるから悪いのよ!」

その会話って通行人に会うたび繰り返されると思うんですが…どうでしたか?


タイムリーに今夜は映画「妖怪大戦争」がTVであります。観ようかな。ハコヨーカイ!

投稿者 ユエ : 2006年08月11日 21:02

ユエさんへ

コメントありがとうございます。
ベソをかいて歩いている様子がなんとも可愛かったですよ。
ずっと話してましたから、もしかしたらユエさんのご指摘のとおりかも。

「妖怪大戦争」、ビデオに録りました。

投稿者 ナポリタカオ : 2006年08月12日 09:55

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