2006年04月29日

(2)目的が「わだかまりの解決」の場合

これは「失敗しない自費出版のコツ」のシリーズです。
少しずつ改筆しながら全体をまとめていきます。
これまでのものはカテゴリーからご覧ください。
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(2)目的が「わだかまりの解決」の場合

次はひとつずつの目的について、考えていきましょう。

①わだかまりの解決
「遠くはなれた人に、まだこれを伝えていない」
「過去の出来事についての誤解を晴らしたい」
「相手を許せない思いが残っている」「告発したい」というように、
家族、親族、知人、過去に関係があった人に対して、満たされない思いがあり、
本を出すことで思いを伝えたいというケースです。
「感謝の言葉を伝えたい」という思いもこれにふくまれます。

御家族のどなたかを、医療過誤によって亡くされた方が執筆なさる場合は、
やはり医療機関に対する告発が強烈な動機になっています。
取材では当初、お話もつい感情的になります。
内側から吹き出た強い感情の揺れに、ご自分で驚かれる方も少なくありません。
これでかまいません。遠慮せず、重い感情は全部出してしまいましょう。
長時間の執筆(取材の場合は受け答え)を通して、
衝動的な怒りや悲しみの感情はだんだんやわらいでいきます。

さらに出来上がった原稿を自分で見つめなおせば、さらに冷静になれて、
どんな言葉を残し、削除すべきかも判断できるようになります。
その過程で個人的な恨み、思いから解放され、
「同じ体験をした方の力になりたい」というような、
「⑤社会貢献」の目的も生まれてきます。
最初から「キレイに書かなければ」という意識がじゃまをすると、
本音と建前が混在します。まずは、いちばん書きたい部分、
本音から書くことです。本の構成を考えるのはそれからです。
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投稿者 Napori Takao : 12:27 | コメント (0) | トラックバック (0)

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